初版リリース 2023年12月26日
最終更新日 2024年01月04日
まとめ&レビュー
【本プリアンプの特徴】
【回路図】
設計・開発の記録は、試行錯誤した経過を含めて記述しているため、結局どうなったの?という内容になっています。
そこで最終的な回路図をまとめて掲載します。
詳しい設計過程はそれぞれの設計編、製作編、改造編を見るようにしてください。
【ブロック図】
【入力セレクタ】
【トーンコントロール】
【バッファアンプ】
【ラウドネスコントロール・音量VR・バランスVR】
【フラットアンプ(リニアアンプ)】
【電源ブロック・ミュート回路】
【正電源・負電源】
【リレー電源】
【トータルコスト】
各部の価格を積み上げたトータルコストです。
抜けや誤計上があるとは思いますが、大体の目安になると思います。
名称 | 価格 |
電源ユニット | 16,071 |
ミュートユニット | 1,046 |
フラットアンプユニット | 6,588 |
バッファアンプユニット | 4,004 |
トーンコントロールユニット | 19,659 |
セレクタユニット | 4,612 |
ラウドネスコントロールユニット | 5,923 |
筐体+周辺部品 | 81,466 |
合計 | 139,369 |
思ったより安く出来たかもしれません。
以下のコストは含んでいません
人件費を別にしても、この2~3倍は使っていると思います。
【レビュー】
手前味噌な感想を書いても仕方ないので簡単に。
改良英国型によるCR型トーンコントロールは非連続ステップ変化ですが程良い変化量でスムーズです。
うねりが無く素直な特性なので効かせても違和感がありません。
フラット位置では完全にフラットになります。
自分の環境ではフラットで使うことはまず無いのですが、精神衛生上とても良い。
RK27ボリュームを使った音量VRは無段階連続変化なのでストレス無く扱えて快適。
ラウドネスコントロールが効果的に働き、使い勝手が良い。
無帰還シングルアンプは音色に程良い色付けをしてくれるのでマッタリと聴けます。
兎にも角にも構想・製作に30年近く掛け、納得の行くプリアンプが完成しました。
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